お昼、やま森カフェに置いてある「PAPER SKY」の本誌を何気なく手に取った。
自宅でも既に何度か読んでいたものだけれど、読むシチュエーションや自分の経験によって、同じものでも違った中身が見えてくるものらしい。
本誌に寄稿している方々(錚々たる顔ぶれだ)は皆自分の中に分厚いものを持っていて、今の僕ではまったく及ばないようなものだ。それが以前よりもずっとリアルに分かるようになった。
でも、その事については特別何も考えることはない。前々からずっとそうだっただけのことだと思う。
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震災後、デザインの世界にいる様々な組織や人達が起こしたアクションに色々な疑問を持った。
僕は原発事故に関連した取材をした。特にアリソンの事は、自分が踏み込むべきことなのか、PAPER SKYにはシリアスすぎるのではないか…また書いたところで一体何の意味があるのか。ジャーナリストの人達には当たり前のことかもしれないけれど、普段僕が触れるデザインとかアートの世界ではまず経験しないことだった。
あの時、ふつうの小学校にあるただの部屋で、机を挟んで彼女と向かい合った時、本当に大事なのはごく限られた事だけで、後の殆ど全てのことはまったく関係がなかった。
それが多分モノゴトの始まりなんだろうと思う。
