昨日、丸の内での用事の前に銀座のアップルストアに寄ってきた。
僕が行った時には既にかなりの人だかりができていて、店の外に沢山の花や(iPadに映し出された)キャンドルが置かれていた。その周りを沢山のテレビカメラやジャーナリストらしき人達が囲んでいた。
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僕は一応Macユーザーではあるものの、特別アップル製品に詳しいわけでもない。むしろ林檎マークは縁遠いものだった。大学に入った時には皆ToshibaのDynabookを持つ事になっていたし(あれはあれで堅牢だったが)、某家電メーカー関係者だったうちの親父もアップルが特別嫌いだった。
大学2年ぐらいの時にようやくの思いで買ったPower Mac G4 Cubeは2回もマザーボードが壊れ、僕の財布を極限までいじめ抜いてくれた。機械としては最悪だった。
しかし、それからだんだんインテリア・プロダクトデザインの世界に触れることが増え、コンピュータ類を使うならアップルじゃなきゃ駄目だ…という層の人がいるのも理解できるようになってきた。
もちろん、もっと価格が安かったり、個々の細かい機能に優れたものは他に存在するけれど…だからといって顧客にApple製品を選ばせない事が可能か、となると多くの場合かなり難しいのではないかと思う。
ある日、カーナビの画面をiPad/iPhoneのタッチパネルのように無意識に操作していたことがあった。(そしてカーナビは全く反応しない)完全にやられたと思った。
機械が好きな人なら、まあそういうものだし、ということになるのだろう。しかし、そうでない人でも感覚でそこそこ気持ちよく使えてしまうアップル・ワールドは恐ろしい。標準フォントのクオリティとかは言うまでもなく…。もちろんモノのデザインに限らず、多くの革新的な仕組みを残してもいるし、それら全てひっくるめてあの揺るぎないブランドイメージが築かれてきたのだろう。
Macユーザーになってほぼ十年。自分もようやくモノを選ぶ基準が自分なりに定まってきた。昔はちょっと斜に構えていたところもあったが、やはりプロとして「これでなくてはいけない」という自分の感覚をはっきり掴んでおかなくてはいけない。今後もっともっと大事になってくることだろう。
10年分の授業に感謝しつつ、今日もまたこの相棒で仕事をする。。。
